2008年07月17日

ミュージックファンドを運営「ライツバンク」倒産C〜破産債権届出書の書き方〜

前回ミュージックファンドを運営「ライツバンク」倒産B

ミュージックファンドに出資された方の手元には「破産債権届出書」が東京地裁から届けられているかと思います。

ただ普段こういったものに馴染みがなくどうしたらわからないという方も多いかと思われますのでこの「破産債権届出書」の書き方について簡単にレクチャーしたいと思います。

まず以前にも書きましたが、「破産債権届出書」は7月中に弁護士の元に届くように郵送して下さい(7月末日にポストに入れても7月中に届かなければ認められない可能性が高いので余裕を持って郵送して下さい)。

IMGa.jpg

↑破産債権届出書


まず住所、氏名を記入し捺印します。

(1)届出破産債権については以下の記入例を参考にして下さい。
【債権の種類】
「その他(立替金、求償金等)」にチェック。

【債権額】
出資金額を記入。

【債権の内容及び原因】
「200×年○月○日(振込日)、ミュージックファンド第○弾募集に伴う出資」と記入。

【証拠書類の例】
領収書(振込証明書)があればベストですがほとんどの方は破棄されていると思います。ミュージックファンド会員証明書と記入して表裏コピーを取り郵送しましょう(メールでの支払い完了通知やCD売上状況のお知らせだと出資金額が書かれていないので債権として認められない可能性が高いです)。

IMG_0002a.jpg

IMG_0001a.jpg

↑ミュージックファンド会員証明書


(2)別除権の種類及び訴訟の有無についてはミュージックファンド出資者の方には関係ありません。
別除権…破産手続、民事再生手続に左右されずに、実定法上の担保権の対象となる財産等を処分することで回収をすることができる権利のこと、簡単に言うと担保権のことです。

(3)執行力のある債務名義または終局判決に関しても特に関係ないので「無し」にチェックを入れましょう。
債務名義…債権者に執行機関の強制執行によって実現されるべき債権の存在および範囲を公的に証明した文書。具体的には執行認諾付公正証書、裁判所の判決、和解調書、調停調書、支払督促などのことです。

以上記入したら念のため郵送の前に一部コピーを取っておき、指定された先に郵送しましょう。
あとは債権者集会で債権が認められるかどうか発表があります。
posted by T at 23:03| 京都 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | ベンチャー企業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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